旅するランドセルとにじ色鉛筆
ささやかながら、ひまつりでのお菓子の売上で被災地の小学生に
虹色鉛筆を送りました。鉛筆には一本ずつにメッセージを入れてあります。
無事に福島の植田小学校に届けられたようです。
そのいきさつはというと、我が家の小5の子供のランドセルが新学期そうそうに壊れまして。肩のところがボキっと!
製造元を探すと(笠間で買ったお店は数年前に閉店)
なんと福島県のいわき市。
震災後数週間しかたっていなかったこともあり、修理はほとんどあきらめかけていました。
が、親切で丁寧なお店のオーナーは直しますので送ってください。
とおっしゃって下さいました!
お互いに被災の状況などを話したりもして、何となく空っぽのランドセルを送るのがためらわれ、中に焼き物を入れて送ったところ
代わりに貸していただくランドセルの中に、エコバッグや子供用のポーチと一緒に筆で書かれた丁寧なお礼の手紙が入っていました。
福島原発からもそう離れていない場所で、休業を余儀無くされてしまった鞄屋さんとの数回のやりとりですが今回の震災をより近く感じました。
その親御さんたちのことをいつも考えるからで
そんな不安の中でも子供達の笑い声は大人達を
いやしているんだろうな・・・
「子供達の笑顔」は20キロや30キロなどで線引きできない
日本中の力なんだと思う。
メッセージは「えがおをありがとう」としました。
ひまつり後、長くお借りしていたランドセルに今度は鉛筆をつめてお返しできたしだいです。
ちょっと自己満足かな~と思いながらはじまった、虹色鉛筆を送る計画。
また送り、できれば届けたいと思いはじまったのでした。
笠間から福島をいったりきたりするランドセル。
旅するランドセルはこんなお話でした。
私のお菓子を買ってくださった方々、ほんとうにありがとう!
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