引続きの山菜料理です。
ギボウシをもってきてくれた友人の母の調理例に従って作ってみました。
山菜料理っていうとおひたしか天ぷらといったところで、イマイチつまみレシピしか思いつかないところ。山形の郷土料理とでもいいましょうか、ナマリ節(鰹のことですね)と煮含める方法を教えてもらいました。
ギボウシはくせの無い山菜なので、鰹の出汁を吸って御飯のおかずにもなりそうな濃い目の味になりました。ちなみになまり節の代わりにシーチキンでもおいしかったですよ。
あぁ、また食べたいなぁ。
家の前の林に分け入ると、のびるやこごみが出てきています。
それからトゲトゲしい枝にも柔らかな若葉をつけた山椒の木。
何のためにそんなに武装しているの、問いたくなります。
実も葉もピリピリとした刺激味。誰も君の事など食べつくさないよ、
もしかして私に食べられない為?だったらごめん、ちょっとだけだからさー、とか言いつつごっそり摘み取る。
軽く湯がいて、みりんと醤油で佃煮にしておくと味噌たれやふりかけに重宝する味。
生のまますりこぎで擦って、薄味に煮た筍に和えるとなんとも清々しい味に。
生の方が食べやすいから不思議です。
山椒には整腸作用があって、漢方ではよく処方されるそうです、なるほど良薬口に苦し・・・、というところですね。
ここの野菜は唸るほど美味しい、この美味しさを言葉で伝えるのは難しいのだけれど、その人の情熱を良く知っている、という事も大切な味の要素なのかもしれない。
だって料理する時に、野菜に失礼の無いようにするんだもの。火を通しすぎないように、味をつけすぎないように。そうすると野菜の本来の味を堪能できるんですよね。
太陽や土や風の味がするんですよ、本当です。
こちらのほんの些細な加減を、ちゃんと受け取ってくれる食材が野菜なのかもしれません。
この日は葉ねぎを頂いたので、ぶつ切りにしてぺペロン風にパスタにしました。玉ねぎとも長ねぎとも違う、食感と独特の甘味にまたまた唸りつつ・・・。
魚介や生ハムが加わったら、さらにすばらしいディナーに。
前もってワインを買いに行かなくてなりません。でも葉ねぎは売っていないんですよねぇ。
デパ地下土産はとても嬉しい、なぜなら珍しくて美味しいものが多いから。
これ、葛プリンです
。カラメルの代わりに黒蜜ときな粉をたっぷりかけます。
「くず」は最近気になっている食材でした。気にしていると、ちゃーんと向こうからやって来てくれるから嬉しい。
子供には内緒で頂きます。ひとりでニヤつきながら…。
つるん、の次はまったりとした食感、なのに後味はサッパリしています。うーむ、不思議な食材。チョット作ってみましょうか。
先日のパン講習会で、私が一番目を奪われたのは「発酵機」なる電化製品。むむむ、こんな地味な、それでいて重要な機械が存在するとは…。
実際パン作りをするにあたって、窓辺が適温時期はほんのわずか。
発泡スチロールの箱にお湯を入れて発酵温度をキープしてきました。
狭かったり、お湯をこぼしちゃったり、
なにか良い方法ないかなぁ、と思っていたらありました!
食器洗いカゴ、これにビニールをスポッとかぶせればー…お湯も張れるし、ほらほら二段使えるし、お日さまの光で十分発酵しましたよ。
なんでも欲しくなる私ですが、プロじゃないし、エコだしOKでしょ。
でもいつかきっと、という野望は捨てていません。
スタイリッシュなキッチンと洗練されたメニューが新しさではありません。
「私はマクロの窓口を広げたいんです」シェフはそうおっしゃっていました。
その一言が厳しさの中にも包容力を感じました。
「私もやっていいのかな?」
と思わせてくれます。
なんとなくマクロの世界は興味本位で覗いてはいけない感じでしたけどね。どんなことでもそうですが、最初のとっかかりは大事ですよね。
講座のメニューは
この中でタルト生地2種(シュクレとブリゼ)とりんごのキャラメリゼ、もちあわのカスタードクリーム、トーフクリーム、フルーツソースなどの作り方なども実践をまじえ作りました。
下の写真はタルトタタン用のりんごをキャラメリゼしているところ、あの香ばしく、甘い香りを思い出す・・・。
お菓子は見た目も味のうち、マクロのように重いイメージをくつがえされる内容でした。
持ち帰り用の容器をわざわざ持参したのに、美味しくって全部食べてしまいました。
この味を忘れないうちにおうちで復習しないといけないなぁ。
マクロの教室は単発ではなかなかやってない、しかもスイーツ。
私のお菓子感、マクロ感を広げてくれる場所でした。
先週末、隣町の某所へパン作り講習に行ってきました。
何度か酵母パンを作って、美味しいけれど越えられない壁みたいなのがあって
最近は休憩していた。
国産の地粉を使うとダレやすく、膨らみが悪いとか温度管理の対処
クープの入れ方など。
発酵籠を使う、簡易発酵機や、T字カミソリで道具を作るなど細かいヒントが盛り沢山!
数件の有機農家の方の集まりで、ご自分の農園の粉や牛乳酵母持参、
スローライフを地でやっているかたたちの何気ない会話が新鮮でしたねぇ。
フォカッチャ、ベーグル、カンパーニュ、酵母種お土産でゆったり時間満喫。
我が家に新しい酵母ちゃん仲間入り、です。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |
最近のコメント