
明けましておめでとうございます。
今年は年末に煮た黒豆がとても出来がよくって、それに続くナマスとこぶ巻き煮物なども美味しくできて穏やかなお正月を迎えられました。
穏やかだから上手くいったということなのでしょうか。
と思って最後に作った伊達巻きはこげこげ、調子に乗り過ぎたということでしょうか。
大晦日の百八つの鐘、正月のお飾り、おせちの数々、晴れ着、七草、お鏡開き、大寒と風の仕事、立春、豆まき、節句など。行事と暮らしのならわしをよく見渡し見比べるると、底流にあるものは、いのちの無事にすべて結びついてゆきます。
無事への感謝と願いを縦糸に、風物の移り変わりを横糸に、くらしの文化は、うまずたゆまずおりあげられました。心あらば伝えてね。辰巳芳子さんが「慎みを食卓に」の中でおっしゃっています。
えぇ、伝え学んで行こうではありませんか。
ゆっくりとじっくりと、時に調子に乗りながら。
- 黒豆 2カップ
- 砂糖 2カップ~3カップ
- 醤油 少々
黒豆をたっぷりの水につけて一晩置く
豆の上に水が4センチくらいあるようにして、和紙など乗せ鍋蓋をして煮立ったら
弱火にしてコトコト柔らかくなるまで2~3時間煮る。最後まで豆の上に煮汁があ
るよう時々差し水をする。人肌に冷めるまでそのままおく。
豆と煮汁をわけシロップを作る
煮汁1カップに砂糖半分をいれ煮溶かし冷ます
豆とシロップを鍋に入れ弱火で20分煮る 半日冷ます
残りの砂糖を加え15分煮る。仕上げに醤油を大さじ1加え風味を出す
できれば1日以上おいたほうがしみじみと美味しい。大掃除や年賀状など書きながら
ゆっくり作りたいのですが、実際はなかなかです。
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