おばけのてんぶら
うさぎさんが家でてんぶらを作っていると、山の上のおばけがにおいを嗅ぎ付けやってきて、つまみ食いしているうちにコロモの中に落っこちて、天ぷらにされそうになるお話。絵本の世界はとても面白い。特に食べ物にまつわるお話は印象深い。
寝る前の儀式みたいなもので、さっと読んではい、オシマイのつもりがついつい自分が引き込まれてしまう。
おばけの天ぷらってどんな味だろうとか、天ぷらを作る手順とか油のジャーッという音とか、全部想像力を働かせながらページをめくると子供達は喉まで鳴らすからまた面白い。
野菜ばかりの天ぷらなんてそう嬉しいメニューじゃないと思っていたら、やってやってとリクエスト。
沢山の野菜とおばけに見立てたチクワの天ぷらをぺろりと平らげ、お腹一杯。絵本のオチであるメガネの天ぷらは試食しないで済みました。
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