つくしの砂糖漬け
さて、季節のお菓子はいろいろ作って来ました。その中で一番、私がココロ砕くお菓子が「つくしの砂糖漬け」なんです。
材料も作り方も至って簡単、では何が?
これはもう、いいつくしを手に入れる、につきます。
そこそこ太さがあり、笠が開く前の、土から出て来てまだ2〜3日。うっすらピンクの茎がなお仕上がりがきれいなんです。
これを手に入れるには前の年からチェックしておく必要があり、お彼岸過ぎたら収穫日を逃さないようチラチラ見ておきます。
これを両手で掴む位とれればOK!
- つくしを洗い、袴をすべて取る
- 一度茹でこぼす
- 色を保つ為冷水にさらす
- 同量の水と砂糖を鍋に入れ火にかけ、砂糖が溶けたらつくしをいれ5分ほど煮る。
- 一度つくしを取り出し、蜜を半量になるまで煮詰め、つくしを戻し一度煮立たせたら火を止め、そのまま冷ます。
- つくしをザルに上げ、水気をきり、グラニュー糖をまぶす
- 風通しの良い半日陰にて、4日位様子をみながら乾燥させる
空き缶などにいれておけば1ヶ月位はもちます。珍しい干菓子として贈り物にしても喜ばれるし、ケーキなどに飾ったりしても可愛らしいんですよ。
もちろん子供達も大好きです。こんな田舎に住んでいても「つくしって美味しいよねー」などと子供が言うと、お友達は軽く驚きます。「つくし食べるの!」って。
最近の子はつくしの味をしらないみたいですね。
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コメント
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今年も「つくしの砂糖漬け」作りましたか!
なんともいえない春を感じるお菓子。季節をちゃんと見つめているからこそ作れるお菓子ですね。だって,つくしも出たと思ったらあっという間に終わっちゃうもんね。渋いお茶と一緒に頂きたいですね。
投稿: hiro | 2008年4月23日 (水) 10時45分
そうよー。得に春は、目をしっかり見開いて散歩すべし!あっという間にと通り過ぎちゃいますから。
子供が小さいうちならでは、かもしれないね、こういう贅沢な時間を取れるのって。
投稿: サトヤム | 2008年4月28日 (月) 13時54分