塩梅
隣町に住んでいた頃は、庭に梅の木があったのでこの季節は梅の香りに包まれてというより、香りを放ちながら色を変えてゆく大量の梅をやれ梅ジュース、シロップ煮、ジャムに、と半ば急き立てられて過ごしていたように思います。
初めて漬けた梅干の味はエグくて塩辛くて、なぜこんなに不味くできたのか?というくらいだったなぁ。大げさじゃなく食べ物じゃなかった。
こんなに手間隙かけてこの味かー・・・、もう梅干しはいいや、とあっさりあきらめた5年前。
そして今日、沢山の梅を頂いて、とうとうまたもや梅を漬ける日がやってきました。もともと父が梅干し漬けの名人(?)だったので、漬けてもらった梅を食す事にすっかり慣れていた私。塩加減も重しの具合もわかりません。塩をまぶして漬けとけばいいんだから、って言ったって用具や重石を準備するだけで結構大変なんですよねー。
けどたまにやるから大変&失敗する、毎年やっていればだんだん上手になるだろうってなわけで失敗覚悟で漬けてみます。
おもてに転がっていたホウロウの鍋をキレイに洗って、重石と落し蓋を熱湯をかけて天日干し、梅のヘタを楊枝でとってきれいに洗ったらタオルで水気をふき取ってと・・・、電話ごしに父から聞いたとうりの塩加減でつけました。うまく水があがってくれるといいなぁ。
梅干し上手に漬けるなんて10年はえぇ(早い)!と思った5年前、今から5回位失敗するとしても○○歳!十分なお歳になるではないか!!
ま、失敗しても梅酢を使ってゆかりやしょうが漬けができるもんね、楽しみ楽しみ♪。
父も今頃梅の収穫している頃かな。
いつか美味しい梅を漬けられるようになりたい、遠くの父母の健康を願いつつの梅漬け。梅の味とは、実に色んな塩梅からできている、シンプルなほど程よい加減が必要になってくんでしょうか。











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